ベトナム

ホーチミンの戦争証跡博物館を訪れて

今は明るく平和なベトナムですが、たった40数年前まではベトナム戦争が影を落としていました。そのベトナム戦争を後世に伝えているのが、ホーチミンの戦争証跡博物館です。1975年9月4日に開館しています。

正直なところ戦争関連の場所は、暗い気持ちになるので非常に苦手なのですが、長期滞在している間にもう一度行くことにしました。前回は5年以上前で忘れかけていることもあって、再び。

アクセスと営業時間・入場料金

場所はホーチミンの中心エリア、統一会堂にも近いので、多くの人が一緒に訪れると思います。ここは年間100万人近くの入館者があるそうです。

営業時間は毎日オープンで、7:30-18:00となっています。入場料金は40000VND(約200円)、以前より少し値上がりしています。

統一会堂から歩いているところ。大きなビルも見える交通量も多い通りです。

入口近くでチケットを購入して入場します。

館内の展示

各フロアで少しずつ展示内容が異なり、このようにブースが分かれています。

たくさんの白黒写真が展示されていて、戦争の悲惨さを改めて思います。見るのも辛くなるような小さな子供が写っている写真も。やりきれない感情になりますね。

なぜ同じ人同士でこんなことが出来るのか、平和な今だと理解し難いですが、当時はお互いの国でこのように行動せざるを得なかった人も大勢いたのかもしれません。

ベトナム全土に戦火のマークが付いていますが、人口が多いところは集中しています。アメリカ軍が大規模に介入して特に戦火が激しかったのは、1965年から1969年頃のようです。

日本語の案内文が書いてあるものもあります。下は戦後間もない頃の写真。全てが暗い写真ばかりでなく、人のたくましさを感じる写真や笑顔の写真も展示されています。

暗い気持ちになるのは確かなのですが、こういった場所を訪れて歴史を知るのは重要なことだと改めて思いました。戦争を体験したことのない世代なので特に。そして教育ということの重要性もまた感じました。

観光でホーチミンへ来て、ここを日程に入れるのは気が進まない人もいるかもしれません。でも若い人なら尚さら訪れてほしい場所です。僕が行った日にも本当に様々な国の人が来ていて、子供を連れている人も多かったです。

地元のベトナムの人も欧米の人も、今は一緒に見学して外で戦車や軍用機のレプリカと写真を撮っているのを見ると、平和を実感しました。